鹿島エコクリエイション株式会社鹿島共同可燃ごみクリーンセンター鹿島エコクリエイション株式会社

主要設備

鹿島共同可燃ごみ
クリーンセンターの仕組み

ごみの安定処理とごみエネルギーの有効利用による環境保全を実現する施設です。

• ごみの流れ

  収集してきたごみは、計量後にごみピットへ投入します。投入されたごみは攪拌されごみクレーンでごみ投入ホッパへ投入し、給じん装置により焼却炉へ送り込まれます。ごみは段階的に燃焼し、灰と排ガスになります。

• 排ガスの流れ

  ごみの燃焼により発生した排ガスは、ボイラにより余熱を効率良く回収し、減温塔で冷却します。その後、活性炭と消石灰を噴霧して、ろ過式集じん器で有害ガスを除去します。清浄になった排ガスは誘引送風機によって煙突から放出します。

• 灰・飛灰の流れ

  焼却炉から排出された灰は、灰冷却装置で冷やされた後、灰搬出装置で灰ピットに送り貯留します。ろ過式集じん器で捕集した飛灰は飛灰貯留槽に送られ、場外に搬出されます。

• 蒸気の流れ

  効率よく回収された熱の蒸気は余熱利用設備に送られ、蒸気タービン発電機で効率よく発電されます。発電量は2炉で4880kWです。電気は施設内で利用され余剰電気は売電しています。

鹿島共同可燃ごみ
クリーンセンターの設備

• 受入供給設備

  計量棟

  ごみ収集車で運ばれてきたごみは、ごみ計量機で重さを量ります。
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  プラットホーム

  ごみ収集車はプラットホームへ進み、ごみをごみ投入扉から投入します。
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  ごみピット・ごみクレーン

  ごみピットに貯められたごみは、焼却炉へ投入されます。貯められたごみは、ごみを燃やしやすくするためにクレーンで攪拌されています。
• 焼却設備

  給じん装置

  ごみホッパに投入したごみを、燃やしやすい速度で炉内へ送り込みます。
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  焼却炉

  炉内に入ったごみは、火格子の上をゆっくりと進みながら850℃以上の高温で燃やされます。
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  ボイラ

  ごみを燃やした熱をボイラで回収し、蒸気を発生させます。
• 灰出し設備

  灰ピット

  焼却炉から出た灰は、灰ピットへ運ばれ貯められた後、灰クレーンで車に積み込まれ搬出されます。
• 蒸気タービン発電設備

  蒸気タービン発電機

  ボイラで発生した熱を蒸気に替え、その力でタービンの羽根を回転させ電気を作ります。最大で4,880kW発電します。
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  蒸気復水器

  発電に利用された蒸気は蒸気復水器で冷やされ、水として再利用されるよう施設内を循環しています。
• 排ガス処理設備

  減温塔

  高温の排ガスを後処理に適した温度まで冷まします。
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  ろ過式集じん器

  排ガス中の汚れた物質などをろ布と呼ばれる布できれいに取り除きます。
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  誘引送風機

  後処理をしてきれいになった排ガスは誘引送風機で煙突へ送られます。
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  煙突

  排ガスの後処理をされた清浄な排ガスは煙突へ送られ大気へ放出されます。
• 灰出し設備

  飛灰貯留槽

  ろ過式集じん器から捕集された飛灰は一旦飛灰貯留槽に貯められ、場外へ運び出しやすくするため混錬機で処理されます。
• 計装設備

  中央制御室

  場内各所にカメラを設置してその映像や各機器のデータを集中監視、制御しています。